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2020.3.9

決め手は守備の安定

決め手は守備の安定

アウェーで貴重な勝ち点を獲得したことにより、ボルシア・ドルトムントは第10節以来となる2位浮上を果たした。何より重要なのは、まだ勝負が決まったわけではないとはいえ、チャンピオンズリーグの出場権を争うライバルとの直接対決を制したことだ。

 

スリリングな展開で3-4と不運な敗北を喫した4週間前のバイヤー・レバークーゼンとのアウェー戦を除けば、BVBのブンデスリーガ後半戦は順調に進んでいる。激闘の末、ボルシア・メンヘングラットバッハに敵地で2-1と競り勝ったことにより、2020年のリーグ戦で8戦7勝、勝ち点もバイエルン・ミュンヘンの22ポイントに次ぐ2位(21ポイント)となった。3位は19ポイントのレバークーゼンで、さらにケルン(15ポイント)、ライプツィヒ(13ポイント)と続いている。

 

公式戦5連勝を支えているのは、ここへ来て安定してきた守備だ。この5試合でゴールを奪われたのはパリ・サンジェルマン戦グラットバッハ戦のみで、いずれも1失点に抑えている。

 

「僕らは必死に戦い健闘を見せた。相手はトップチームの1つであり、僕らと同じく欧州カップ戦出場を狙っている」。決勝点を挙げたアシュラフ・ハキミは、手強いグラットバッハとの白熱のアウェー戦をそう振り返った。「僕らは真っ向から受けて立った。相手の好きにはさせなかった」と話したのはマッツ・フンメルス。「数週間前はそれができていなかった。これこそ、日々のトレーニングで少しずつ培ってきたメンタリティなんだ。エムレ(・ジャン)とアーリング(・ホーランド)が新たに加わったことも、僕らにとって本当に大きなプラスになっている」

 

試合中、ラース・シュティンドルの激しいタックルを受けて打撲を負ったそのジャンは、「気持ちを強く持つ必要があった。そうしなければ負けていただろう」と説明した。

 

グラットバッハがつくった得点チャンスは5回のみ(BVBは6回)。とはいえ序盤にBVBが失点せずに済んだのは、ロマン・ビュルキが2つのビッグセーブを見せてゴールを死守したからだ。ルシアン・ファブレ監督は特に前半、不用意にボールを奪われることが多かった点を指摘。しかし後半開始直後、ついにビュルキがシュティンドルに破られ、スコアを1-1とされるとチームはすぐに立ち上がった。「そこからのプレーが素晴らしかった」とファブレ監督。「即座に自分たちの狙いを行動に移した。前に出ていって積極的にプレーし、敵陣でボールを支配した」。ジャンも続ける。「1-1に追いつかれてからは、本当にいいサッカーができた」

 

その後、途中出場ジェイドン・サンチョのアシストでハキミが決勝点となる2点目をマーク。これでサンチョはウインターブレーク後、毎試合得点に絡んでいることになる。「絶妙なスルーパスだった。最初のタッチは少し大きくなってしまったけど、何とかうまくフィニッシュできた」とハキミは語る。先制点を挙げたトルガン・アザールも危うくチャンスを逃すところだった。「ファーストタッチはあまりよくなかった」とアザール。「だからそこからちょっとやり方を変える必要があった」。素早く切り返して相手2人をかわすと、正確無比なシュートをネットに収めた。「左足でシュートすることはあまりないんだけど、今回はそうするしかなかった」

 

この後はフランスのリーグ首位チーム、ドイツの6位、7位、そして首位チームとの大一番が控えている。具体的にはパリ・サンジェルマン、シャルケ、ボルフスブルク、そしてバイエルンとの試合だ。「どの試合も難しく、どの試合も激戦が予想される。グラットバッハ戦だけではない」とファブレ監督。「だから今後も進歩し続けていく必要がある」

 

文:ボリス・ルパート

 

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