
2020.10.18 敵地でホッフェンハイムを破り2連勝 |
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ボルシア・ドルトムントは17日の午後に行われたブンデスリーガ第4節で、敵地でTSGホッフェンハイムを相手に1-0の勝利を収めた。無得点のまま迎えた76分に途中出場のマルコ・ロイスが決勝点を決め、前節フライブルク戦に続いて2連勝を達成した。
ルシアン・ファブレ監督はアーリング・ホーランドを含め各国代表チームでの活動から再合流したばかりの一部選手をベンチに置く一方、ユリアン・ブラント、マフムート・ダフート、フェリックス・パスラックらを先発起用した。
試合最初のビッグチャンスはホームのホッフェンハイム。4分、左サイドからのアーリークロスにゴール前にフリーで走り込んだミヤト・ガチノヴィッチが足先で合わせたが、シュートはゴール左に外れた。
対するBVBもジオ・レイナ、ジェイドン・サンチョがホッフェンハイムのゴールに迫り、得点こそ生まれなかったものの両チームともに積極的な立ち上がりを見せる。19分には再びペナルティエリア内に侵入したガチノヴィッチにシュートを放たれるが、マルヴィン・ヒッツがしっかりとセーブした。
接触プレーで負傷したウカシュ・ピシュチェクが途中交代を余儀なくされるアクシデントがありながらも、36分にはカウンターからレイナがドリブルでボールを持ちこみ角度のないところからシュート。しかしゴール前で相手ディフェンダーにブロックされ、直後のコーナーキックからのトーマス・ムニエのヘディングシュートもクロスバーに嫌われるなどあと一歩で先制点に手が届かず、両チーム無得点のまま後半に入った。
ファブレ監督は状況を打破するべく、64分にサンチョとブラントに代えてホーランドとマルコ・ロイスを投入。するとこの采配が的中する。75分のロイスの鋭い左足シュートはGKバウマンにセーブされたが、その直後にレイナが頭で繋いだボールにホーランドが反応して抜け出し、ゴール前でフリーのロイスへラストパス。これをキャプテンが難なく押し込み、BVBが遂に均衡を破った。
その後はホームで意地を見せるホッフェンハイムのバウムガルトナーにペナルティエリア内でシュートを許す場面もあったものの、ヒッツがしっかりとセーブ。守備が手薄になった相手の隙をついたホーランドやレイナの好機は決めきれなかったが、近年苦手としていたホッフェンハイムを相手にアウェイで今季ブンデスリーガ3勝目を挙げた。
TSGホッフェンハイム:バウマン、ポッシュ (グリリッチュ 79分)、フォクト、アクポグマ、スコフ (セセニョン 79分)、サマッセク、ルディ、ガイガー、ベブ (ダブール 79分)、ベルフォディル (バウムガルトナー 60分)、ガチノヴィッチ (ブルーン・ラーセン 60分)
ボルシア・ドルトムント:ヒッツ、ピシュチェク(ディレイニー 20分)、フンメルス、ジャン、ムニエ (ゲレイロ 75分)、ヴィツェル、パスラック、ダフート (ベリンガム 75分)、レイナ、サンチョ (ロイス 64分)、ブラント (ホーランド64分)
サブ:ビュルキ、モレイ、ヘイニエル、クナウフ
得点:0-1 ロイス (76分ホーランド)
観客動員数:6030人
