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2018.1.9

合宿6日目:キーパーのいない非常事態

合宿6日目:キーパーのいない非常事態

マルベージャでのミッドシーズン練習キャンプは月曜日、奇妙なハプニングに見舞われながらもハッピーエンドを迎えた。GKコーチ“テディー”・デ・ベアが3人のキーパーの代わりに急きょゴールに入り、テストマッチではさらにその代役として若手GKが最後の砦となった。一方、ズルテ・ワレヘムに3-2で競り勝ったその試合では、3人の主力選手が待望の復帰を果たしている。

 

レポート:ヤン=フィリップ・キルシュケ(マルベージャ)

 

ウカシュ・ピシュチェクにとっては忘れられない午後になった。最後の試合出場のちょうど100日後にピッチへ戻って来たポーランド代表DFは、右SBとして以前と変わらない力強いパフォーマンスを披露。さらにはBVBの1点目をマークし、ベルギー1部のワレヘムと合宿中最後のテストマッチを戦ったチームの勝利に貢献した。特別な一日を送った32歳は試合後、「ゴンサロのコーナーが僕のほうに向かってきてくれてラッキーだったよ」とウインクして喜ぶと共に、久々にプレーできた嬉しさを語った。「やっとサッカーができるようになってハッピーだ。今は前しか見ていないよ」

 

 

主力3選手が復帰

 

ペーター・シュテーガー監督も満足感を示した。「テストマッチは成功だった。長期離脱していた選手たちが、週末の試合でオプションとして検討できることが証明されたからね。それが、このマルベージャ合宿での一番の収穫だよ」。ピシュチェクのほか、そのゴールをアシストしたゴンサロ・カストロ、ワールドカップ優勝経験者のマリオ・ゲッツェも久々に試合復帰を果たした。VfLボルフスブルクをホームに迎える日曜日のブンデスリーガ再開初戦(日本時間15日午前2時キックオフ)に向けて、3人もスタメン争いに加わったというわけだ。

 

「一歩前進」

 

キャンプ中に胃腸炎ウイルスに襲われたBVBは多数の選手が欠場したものの、ワレヘムとのテストマッチは大きな前進だったとシュテーガー監督はみている。「チャンス決定率にはまだ改善の余地があり、セットプレーに対する守備にも問題があるが、動きや攻撃プレーは、すでに一昨日のデュッセルドルフ戦からの改善が見られた」。指揮官によると、ウイルス感染で欠場したヌリ・シャヒン、オメル・トプラク、クリスティアン・プリシッチ、ヤコブ・ブルーン・ラーセン、そして3人のゴールキーパーは、木曜日にチームへ戻って来る見込みだ。

 

キーパーいない問題

 

デ・ベアは、そうであることを願っているに違いない。53歳のコーチは、3人のキーパーが揃ってプレーできないという、人生で最も奇妙ともいえる一日を経験した。ロマン・ビュルキ、ロマン・バイデンフェラー、ドミニク・ライマンの3人がいずれも胃腸炎ウイルスにやられ、リザーブチームのアイケ・バンセンとヤン・レッカーが急きょドイツから呼び寄せられた。「こんな経験は17年間で初めてだ」とデ・ベアは認めつつ、フル出場した19歳のバンゼンのパフォーマンスに喜んだ。

 

大雨の中ハードワーク

 

 

午後に試合があり、激しい雨も降っていたが、シュテーガー監督は月曜午前に最後の練習セッションを行うことを決定。16人が60分間の集中トレーニングに取り組み、ランニングや狭いスペースでのパス練習に汗を流した。マルコ・ロイスはスペインでチーム練習にもたびたび参加しているが、テストマッチは2試合とも見送りとなり、この日の午後はジムでトレーニングを続けた。

 

火曜日にドルトムントへ

 

火曜日はマルベージャでの練習が当初から予定されていなかったが、帰りの飛行機の出発が午前に前倒しされることになった。「ピッチコンディションと明日の天候を考慮し、少し早めに出発することに決めた」。スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクは、このように説明している。

 

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