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2017.9.28

勝ち点勘定の前にアポエルに連勝を

勝ち点勘定の前にアポエルに連勝を

2試合を終えて勝ち点ゼロ。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージでクラブ史上最悪のスタートを切ったボルシア・ドルトムントだが、決勝トーナメント進出の希望を絶たれたわけではない。

 

レアル・マドリーと引き分けていれば突破の可能性は高まったという意見もあるが、必ずしもそうとは言えない。勝ち点1を手にできていたとしても、今後の3試合にすべて勝つ必要があることに変わりはない。まずはアポエル・ニコシアとの2連戦が10月17日にアウェー、11月1日にホームで予定されている。それに続くのが、ホームで迎えるトッテナム・ホットスパーとの大一番だ。

 

「アポエルに連勝する必要がある。あとは同時に行われる2試合でトッテナムがレアル・マドリーからどれだけ結果を出せるかだ。勝ち点勘定ができるようになるのは、第4節が終わってからだね」とヌリ・シャヒンは語る。思惑通りにいけば、BVBはトッテナムと勝ち点6で並んで直接対決を迎えることになり、出場12回目の大会で9回目のグループ突破を自力で決められる可能性が出てくる。

 

 

BVBの過去ワーストの出だしに、両試合の主審が少なからず貢献したのは間違いない。トッテナムとのアウェーゲームでは、スコアを2-2にできたはずのオーバメヤンのゴールが誤審で取り消された(その直後に相手が得点し、そのまま3-1で勝利)。そしてマドリーとのホームゲームでは、0-0で迎えた15分に相手のハンドで本来与えられるべきPKを与えられず、相手にレッドカードが出されることもなかった。とはいえ、BVBに反省すべき点がないわけではない。「あの場面はPKが妥当だったかもしれない。けど、僕らは自分たちのプレーを振り返り、もっと良くするにはどうしたらいいかを考えるべきだ」とマリオ・ゲッツェはコメントしている。

 

「確かにスコアはまだ0-0で、明らかなハンドだった」。ペーター・ボス監督はこう指摘しつつ、次のように認めた。「だが、今夜はレアルのほうがドルトムントよりも上だった。彼らの勝利は妥当な結果だ」。指揮官が問題視した点は、別のところにあった。「自分たちのサッカーがしたければ、しっかりとプレッシャーをかける必要がある。つまり守備陣だけに問題があったわけではなく、むしろチーム全体の責任だ。FWとMFが前から適切なプレッシャーをかけられなければ、守備陣は対応が難しくなってしまう」

 

 

BVBが2-2に追いつこうと前掛かりに攻めるなか、好セーブを連発してさらに点差が開くのを防いだ守護神ロマン・ビュルキも監督と同意見で、次のように強調した。「ブンデスリーガの試合のように自分たちのスタイルを出すことができなかった。自分たちのプレッシングサッカーをやろうとしたけど、うまくいかなかったね。中盤でレアルの選手たちにスペースを与えすぎ、チャンスをたくさんつくられてしまった」

 

開幕2連敗でBVBの敗退が決まったわけではない。UEFAチャンピオンズリーグ史上、10チームが今のBVBの状態から次のラウンドに勝ち進んでいる。最近では、2015-16シーズンにアーセナルFCがこの巻き返しに成功している。

 

文:ボリス・ルパート

 

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