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2015.10.16

代表戦で得た収穫と課題。香川が背負うエースの重圧

代表戦で得た収穫と課題。香川が背負うエースの重圧

ドルトムントMF香川真司は10月8日、13日と、日本代表の一員として中東遠征に参加。ロシア・ワールドカップアジア2次予選シリア戦、国際親善試合イラン戦に挑んだ。

 

10月8日、中立地オマーンで開催されたシリアとの一戦は、後半に日本が地力の差を見せつけて3-0で快勝。全勝でグループ首位に立っていたシリアに土をつけた。しかしその5日後、13日に敵地テヘランのアザディースタジアムで行われたイラン戦は、前半終了間際にPKで先制され、後半に追い付く展開で1-1のドローに終わった。

 

この2試合ともに、香川は背番号10をつけ、トップ下で先発出場を果たした。シリア戦は78分に、イラン戦は前半終了後にピッチを退いたが、シリア戦では日本の2点目を鋭いドリブルからアシストし、自身の好調ぶりをアピール。「前半は点が入らなくても慌てずにゲームをコントロールできたし、90分を通して戦えたと思います」と、試合を通しての出来に手応えを口にした。

 

しかしイラン戦では、試合前に「個々の能力はシリアより高い」と語っていた通り、香川は相手の激しいプレッシングに苦しめられた。試合終了後、真っ先に挙げたのはチームの課題だ。「前半は相手も激しく来ていたので、良い場面が作りにくかった。フィジカルの強い相手に対してどうやって攻撃を組み立てていくのか、そこが今後の課題」。また、ハーフタイムでの交代についても、「(監督の)予定通りだと思う。ただ、自分のプレーの精度も高くなかった」と反省が口をついた。

 

9月には代表戦で久々のゴールラッシュを見せ、完全復活を印象付けていた香川。しかし、厳しいアウェーの戦いでは課題も見つかった。代表戦を終えてドイツに戻った後も、ブンデスリーガ、UEFAヨーロッパリーグ、DFBポカールと連戦が続き、11月には再び日本代表の試合が予定されている。

 

ハードスケジュールで疲労が蓄積してく中、どこまでコンディションを保ち、本来の存在感を示せるか。ここからウインターブレイクまでのおよそ2カ月、ドルトムントでも、そして日本代表でも、香川はエースとしての真価を問われることになる。

 

(文/サッカーキング編集部、写真/兼子愼一郎)

 

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