
2019.7.20 3-2:リバプール破り3戦3勝! |
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親善試合に3戦3勝!ノートルダム・スタジアムに詰め掛けた4万人のファンの前でリバプールと戦ったボルシア・ドルトムントは、パコ・アルカセル、トーマス・ディレイニー、ヤコブ・ブルーン・ラーセンが決めて3-2の勝利を収めた。
インディアナ州インディアナポリスで、約4000人のサポーターがBVBを応援。試合は開始のわずか3分後にアルカセルが先制するも、35分にハリー・ウィルソンが同点弾を決め、1-1でハーフタイムを迎えた。
後半開始の9分後、いいタイミングで抜け出したトーマス・ディレイニーが至近距離から得点し、BVBに再勝ち越し点をもたらす。さらにはヤコブ・ブルーン・ラーセンが決め、3-1とリードを広げた。リバプールは若手のライアン・ブリュースターがマテウ・モレイのファウルで得たPKを決めるも、この日BVBのゴールで大活躍したマルティン・ヒッツからあと1点が奪えなかった。
BVBはシアトル・サウンダーズを3-1で下した2日前に続き、元指揮官のユルゲン・クロップ監督率いるチームにも勝利。濃い内容でエキサイティングなアメリカツアーを申し分ない形で締めくくった。
序盤にアルカセルが先制
完璧なスタートを切ったBVB。ピシュチェクのスローインをペナルティーエリア周辺のブラントが華麗にトラップし、中央へパス。レイナが相手DF陣のプレッシャーを受けながらもつなぐと、ボールはアルカセルの足下へ。スペイン人FWは素早い動きでこれをネットに突き刺し、開始3分の時点で1-0とした。
その後はGKヒッツがシュート阻止力を繰り返し披露。10分にライアン・ケントが角度のないところから放ったフィニッシュは指先で弾き出し、間もなくしてウィルソンと1対1になりながらもゴールを守り抜いた。この時点で気温は30度を超え、動きで勝っていたリバプールが35分に追いつく。鮮やかなパスワークを経て、ファビーニョのアシストからウィルソンが決めた。
前半アディショナルタイム、ゲッツェに再勝ち越し点を決めるチャンスが訪れる。フンメルスがアウトサイドにかけたパスに右サイドで抜け出してシュート。しかしミニョレの好セーブに阻まれ、両者1-1で試合を折り返した。
ディレイニーとブルーン・ラーセンが得点
後半戦の主導権を握ったのはBVB。52分、この日目立っていたボルフが20mの距離から狙うも、ミニョレに止められた。それでも2分後、BVBは待望の勝ち越し点を奪う。再びボルフが攻撃の中心となり、左サイドから右サイドへ大きく展開。これをスペースで受けたアザールがゴール前にクロスを入れると、ディレイニーが至近距離から押し込んだ。開始当初の4-3-3から4-2-3-1に変えていたBVBは、さらに攻勢を続ける。ボルフが右サイドで相手をかわし、エリア内へパス。ブルーン・ラーセンはワンタッチでこれをコントロールすると、正確なフィニッシュでスコアを3-1とした。
熱戦はなおも続く。75分、モレイが自陣エリア内でウッドバーンを後ろから倒し、リバプールにPKを献上。これをブリュースターがゴール右上隅に決め、1点差に戻した。86分、今度はBVBに4点目のチャンス。フェライが狙うも、またしてもミニョレが立ちはだかった。
シャーロットでの親善試合でリバプールを3-1と下してから約1年、BVBはまたしても勝利を収め、今年のアメリカツアーを完璧な形で終えた。
BVB:ヒッツ;ピシュチェク(46分 モレイ)、トプラク(46分 バレルディ)、フンメルス(79分 フェライ)、ゲレイロ(46分 シュルツ);バイグル(46分 ビツェル);サンチョ(46分 ブルーン・ラーセン)、ブラント(46分 ディレイニー)、ゲッツェ(46分 ロイス)、レニャ(46分 ボルフ);アルカセル(46分 アザール)
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