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2018.2.11

マルコ・ロイス:上々のカムバック

マルコ・ロイス:上々のカムバック

中央欧州標準時10日の15時24分、ハンブルク戦のスターティングイレブンを読み上げ始めたスタジアムアナウンサーのノルベルト・ディッケルは、GKロマン・ビュルキと背番号15、ジェレミー・トリアンの間に長いポーズを取った。たっぷり1分ほど空けてから続きを読み上げていったディッケルは、スタメン最後の11人目のところで、こうアナウンスした。「そして259日ぶりに帰ってきた…背番号11、マルコ…」

 

その瞬間、ジグナル・イドゥナ・パルクは地盤から大きく振動した。スタジアムにいた7万3000人のブラック&イエローファンが叫んだ「ロイス!」という声は、何マイル先までも聞こえるような大きなものだった。

 

マルコ・ロイスは8カ月半ぶりの試合復帰を自ら盛大に祝い、試合開始直後のアンドレ・シュールレの絶好機を含め、4本のシュートをお膳立てした。49分の先制点でも決定的な役割を果たし、クリスティアン・プリシッチにボールを供給。そのプリシッチのアシストからミシー・バチュアイがネットを揺らした。

 

「またチームの一員としてあの雰囲気を味わえて本当によかったし、ものすごく興奮した。しかもホームで勝てて最高に嬉しかったよ。とてもハッピーだね」と試合後に喜びを語ったロイスは、2017年5月27日、アイントラハト・フランクフルトとのDFBポカール決勝でティモシー・チャンドラーと競り合った際に十字靭帯を損傷。このシーンではロイスが起点となり、BVBに1-0のリードをもたらした。

 

ロイスが復帰戦で早速活躍したことについて、ペーター・シュテーガー監督は「満足」であって「驚き」ではないと話した。「深刻なケガをしたあとだったので、彼には復帰までの時間を比較的長く与えた。今日はそれが奏功したことが証明されたね」

 

シュテーガー監督は70分過ぎにロイスを下げ、マリオ・ゲッツェを投入。そのゲッツェが、土壇場に勝利を確定する2点目を奪うこととなった。「彼(ロイス)の筋肉に対するリスクがどれほどのものになるか、判断するのは難しかった。もしかしたら90分フル出場しても大丈夫だったかもしれない」と指揮官は説明する。「でも本当によかったよ。我々もいい気分だが、彼自身は最高の気分だろうね」

 

2016年の11月も、恥骨の炎症から5カ月ぶりにスタメンに戻ってきたロイスは、復帰戦での強さを見せつけている。レギア・ワルシャワに8-4と勝利した試合で、3ゴール2アシストとチームの5ゴールに絡んだのだ。観客は今日も、あのときと同じ評価をロイスに下したはずだ。勝利をつかむために必死で戦ったBVBのメンバーのなかで、ベストプレーヤーはロイスだったと。「8カ月ぶりの試合では、ベストのパフォーマンスは期待できないものだ」と話したロイスは、次のように続けた。「今後もチームとしての安定を目指し、小さくても一歩ずつ着実に前進し続けていかなければならない。今日の自分のプレーについては、ポジティブにとらえているよ」

 

文:ボリス・ルパート

 

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