
2022.5.1 ホーランドの3得点も実らず、ボーフムに敗れる |
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ボルシア・ドルトムントは30日に行われたブンデスリーガ第32節で、ボーフムに3-4で敗れた。序盤に2点を失うと、ホーランドのハットトリックで一時は逆転したものの、終盤に再び連続失点を喫して勝ち点を逃した。
立ち上がりの3分に相手右サイドの浅野拓磨からのクロスをポルタ―に頭で押し込まれ先制を許すと、さらにその5分後にも今度は左サイドの高い位置でボールを持った浅野の折り返しをホルトマンにきれいに左足で決められて2失点目。序盤から2点を追う厳しい展開を強いられた。
それでも18分、相手のハンドによりPKを獲得すると、ホーランドがゴールキーパーの逆を突く冷静なシュートを決めて1点差とする。これで勢いづいたBVBはブラント、ロイスがゴール前で決定機を迎え、相手GKリーマンの好守に阻まれたものの攻勢を強めた。
そして30分、再び相手のハンドで得たPKをホーランドが前回とは逆のコースに沈めて、同点ゴール。前半のうちに追いつくことに成功した。その後も攻撃の手を緩めないBVBは36分にヴォルフ、ハーフタイム後の58分にホーランドがペナルティエリア内から決定的なシュートを放ったが、GKリーマンが立ちふさがった。
逆転を目指すBVBの努力が実ったのは62分。ペナルティエリア内に走り込んだロイスの折り返しをホーランドが難しい体勢から押し込み、ハットトリックを達成。遂に試合をひっくり返した。
そのまま勝利を収めたかったBVBだが、81分に相手右サイドからのクロスをゴール前でうまくコントロールしたロカディアに振り向きざまのシュートを決められ、終盤に追いつかれてしまう。さらにその数分後には相手クロスがヴィツェルの腕に当たってPKを献上し、パントヴィッチに決められて再逆転を許してしまった。
序盤と終盤に守備がほころびを見せ、ホームの大観衆に勝利をプレゼントすることはできなかた。
