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2018.7.7

ファブレ新監督をお披露目

ファブレ新監督をお披露目

ボルシア・ドルトムントはプレシーズンのスタートを翌日に控えた6日、新しくチームを率いることになったルシアン・ファブレ監督の就任会見を行った。ハンス・ヨアヒム・バツケCEO、スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクと共に会見に臨んだ新指揮官は、多くのカメラのフラッシュを浴びながら、笑顔で報道陣からの質問に答えた。60歳の指揮官に「非現実的な期待をかけて過剰に責任を負わせる」ことはしないと説明したバツケCEOは、「我々の目標はチャンピオンズリーグ出場権を得ること。これが変わることはない。ただ、今言えるのもそれだけ。基盤を築くまで少し時間が必要だ」と続けた。

 

「昨シーズンから新監督候補だった」

 

しかしバツケCEOは、「昨シーズンもファブレ監督が新指揮官の筆頭候補だった」ことは明かし、「だがニースが手放してくれなかった。それだけニースでの仕事が認められていたということだ」と話した。「チューリヒ、(ヘルタ・)ベルリン、グラットバッハ、ニースと、ファブレ監督はどのクラブでも成功を収めただけでなく、毎回チームのポテンシャルを最大限に発揮させてきた」

 

「選手一人一人のレベルを高めてくれる」

 

ツォルクも2020年6月までの2年契約にサインしたファブレ新監督に賛辞を送った。「彼が率いるチームの組織はわかりやすい。明確なサッカー哲学があり、ビルドアップがうまく、攻撃と守備のバランスが取れている。そしてルシアンは選手を成長させてくれる。若手を育てることにも積極的で、選手一人一人、最終的にはチーム全体のレベルを高めてくれる指導者だ」

 

ヘルタとグラットバッハでの見事な実績

 

ヘルタ(2007年から2009年9月)とボルシア・メンヘングラットバッハ(2011年2月から2015年9月)でブンデスリーガ通算228試合102勝という成績を収めたファブレ監督。ドイツのチームを率いるのは3年ぶりとなる。「BVBからオファーをもらったら、監督として断ることなどできない。大きな挑戦だが、刺激的な経験になるだろう。とても楽しみにしている」とファブレ監督は話した。現役時代は母国スイスで2度のリーグ優勝と2度のカップ戦制覇を経験。1983年にはスイスの年間最優秀選手に輝いた経歴を持つ。

 

 

ファブレ監督のサッカー哲学の1つは、守備からビルドアップし(ゴールキーパーからスタートして「数的優位をつくるため」)、中盤を支配することだ(「ゴールへの賢明な道筋を見つけるため」)。

 

BVB total!:ファブレ監督の記者会見映像(ドイツ語)

 

「時間が必要」

 

ファブレ監督とコーチ陣、グラットバッハ時代に一緒だった51歳のマンフレート・シュテーフェス、元BVBで2017年末までウェストハム・ユナイテッドでアシスタントコーチを務めていた35歳のエディン・テルジッチ、そして40歳のゴールキーパーコーチ、マティアス・クラインシュタイバーは、7日からチームを指導することになる。ただワールドカップに参加していた選手たちは、まだ休暇中だ。「ピッチの高い位置でプレーすることを覚えなければならない」とファブレ監督。「これには時間が必要だ。1カ月ですべてができるようにはならない」

 

バツケCEOも強調したこの“時間”を、新指揮官はリラックスした環境のなかで十分に使い、チーム作りをすることができる。「夏の移籍期間より長くかかることは間違いない」とバツケCEOはみている。

 

文:ボリス・ルパート

 

BVB total!:ファブレ監督への最初のインタビュー映像(英語字幕)

 

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