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2019.6.23

バツケCEOが60歳に

バツケCEOが60歳に

ボルシア・ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEOが6月21日に60歳の誕生日を迎えた。サッカーを愛し、1960年代からブラック&イエローをサポートしている起業家は、2005年にBVBのCEOに就任。さらに故郷のクラブ、ロート=バイス・エルリングハウゼンで25年間にわたって会長職を務めている。

 

バツケCEOはラインハルト・ラウバル会長とトーマス・トレスCFO(最高財務責任者)と力を合わせ、破産寸前だったBVBの経営を再建。「破産を免れた2005年3月14日のことは絶対に忘れない」とラウバル会長は話した。「当時の状況を踏まえれば、ボルシアのその後の安定した成功など思い描くことなどできなかった。アキ・バツケの先見性や大志、財政面に関する知識と視野がなければ、どれも実現することなかっただろう。我々はブンデスリーガとDFBポカールで2回ずつ優勝し、欧州カップ戦でも何度となく記憶に残る夜を過ごしてきた」。BVBはバツケCEOが就任して以来、同じドイツ勢のFCバイエルン・ミュンヘンと対戦した2013年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝を始め、5大会で決勝進出を果たしている。

 

 

また、スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクは、「60歳とは思えない活力に満ちている」バツケCEOとの「揺るぎない信頼関係」が「日々深まっている」と指摘。2018年から入閣したカルステン・クラマーも、バツケCEOを「先見の明があり、戦略的思考に優れた人格者で、ダイナミックであると同時に自身の原点や信念を忘れない」と評した。

 

幼い頃からBVBの熱狂的なサポーターだったバツケCEOは、故郷ザウアーラントのマルスベルクでビジネスを専攻。自身が設立したWatex社を防護服メーカーの大手に育て上げたが、経営難に陥ったBVBを救うために同社の経営から退いた。アマチュアとして30年間プレーした経験もあり、地元のクラブ、ロート=バイス・エルリングハウゼンでミッドフィルダーとして活躍。「監督としては使い勝手の悪い選手だったと思う。ボールを扱うこと、ゴールを決めることの2つしか長所がなかったからね」とバツケCEOは笑った。

 

 

バツケCEOの主導の下、BVBは経済的にも成功を収めており、すでに負債がなくなっているだけでなく、2005-06シーズンに8300万ユーロ(現在の換算レートで約101億5000万円)だった売上高が2017-18シーズンには5億3600万ユーロ(同655億5000万円)にまで増加した。「私は2005年当時、これはマラソンの始まりだと話した」とラウバル会長は続けた。「今もこうして共に働き、60歳の誕生日を祝福できることが本当に喜ばしい。心からお祝いを申し上げたい」。トレスCFOもバツケCEOとの「最高の協力体制」に敬意を表し、「今後の末永い成功と健康をお祈りしている」と付け加えた。

 

文:ボリス・ルパート

 

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