
2017.3.9 トゥヘル監督:「ファンタスティックな後半」 |
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トーマス・トゥヘル監督はベンフィカ戦後の会見でBVBの出来について語り、特に後半のパフォーマンスを称賛した。
プレーのバランスについて:
「1-0とリードしたあと、焦りすぎてしまった。サイドに早く展開しすぎ、中央から組み立てようとせず競り合いで負けていた。いろんな要素が複雑に絡み合っていた。それほど悪くはなかったが、リズムに乗れていなかった。それでも、一貫して真剣に守り通した。ハーフタイムのあとはテンポを上げ、前半よりコンパクトになった。ボールを奪い返すことで楽に戦えるようになった。ボールを奪ったあとも非常に良く、ファンタスティックな後半だった」
殊勲の3ゴールを挙げたピエール=エメリク・オーバメヤンについて:
「すでに何度か言った通り、我々が目標を達成するには、彼が絶好調であることが必要条件になる。リスボンでプレーしていたのは、彼の双子の兄弟だったのかもしれないね。今日は彼の調子が良くて助かったよ。可能なときは常に、彼にファイナルタッチを任せたい。今日はその形が完璧にはまった」
後半の攻撃を牽引したクリスティアン・プリシッチについて:
「決してあきらめない選手だ。彼のいいところは、批判もしっかり受け入れて常に高いインテンシティーを保っていること。彼もチーム全体も、今日の後半はものすごく良かった」
バルセロナ、そして準々決勝組み合わせ抽選について:
「我々は4-0で勝ったあと、ドレッシングルームで大喜びしていた。その時点の(バルセロナとパリの第2戦の)スコアは5-1で、もう1点取れそうだと皆が感じていた。正直、今夜のニュースでは自分たちの逆転突破が大々的に取り上げられるんじゃないかと思っていたけど、むしろ退屈な結果になってしまったね(笑)。どのチームと当たりたい、というのは特にない。ドイツ勢対決は望んでいないけどね。それは恐れているからじゃなく、我々としては国際舞台で戦い、国外へ移動し、欧州各地のスタジアムのことを知りたいからだ」
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