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2018.5.26

“テディー”がコーチ退任

“テディー”がコーチ退任

ブラック&イエローの顔。ファンの人気者。マティアス・ザマーからペーター・シュテーガーまで、数々の監督が在任中に高く評価したスペシャリスト。ボルシア・ドルトムントに32年間(GKコーチとしては17年間)在籍してきたボルフガング・デ・ベアが、現場を去ることになった。“テディー”の愛称で親しまれる54歳は、今後コーチングから離れて新しい挑戦を模索していく。

 

BVB一筋のデ・ベアは、出身地であるディンスラーケン(ドルトムントの西方)で家族と共に暮らしている。「居心地が良く、友人もたくさんいて、いつも普通の人でいられる場所」。以前、ディンスラーケンをこう説明したデ・ベアにとって、選手としてのハイライトは1989年のDFBポカール優勝だ。

 

1995年と1996年のブンデスリーガ連覇、1997年のUEFAチャンピオンズリーグ優勝と翌年の世界タイトル獲得も、登録メンバーとして経験。17年に及ぶGKコーチとしてのキャリアでは、ブンデスリーガのタイトルを3度(2002年、2011年、2012年)、DFBポカールを2度(2012年、2017年)手にした。その指導の下、ロマン・バイデンフェラーはドイツ代表に、そしてワールドカップ優勝メンバーとなった。

 

 

「テディーには本当に感謝している。コーチを退任してしまうのは、たまらなく寂しい。彼はBVBの大事な一部であり、それは今後も変わらない。彼は我々のクラブ史の中で確固たる地位を築いた」。ハンス=ヨアヒム・バツケCEOとスポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクは、共同声明でこうコメントした。近年、デ・ベアは契約延長の期間を自らの申し出で1年に限定していた。

 

「ピッチで素晴らしい、エキサイティングで濃密な歳月を過ごしてきた、クラブ内で違う役割を果たすべき時が来たと、私の頭と体が告げている。まだ詳しく説明できないが、BVBのファンと関われたらいいと思っている。ファンとの結び付きを感じずにはいられないし、みんなに本当に感謝しているからね」とデ・ベアは語っている。

 

“テディー”はディンスラーケンのTVヤーン・ヒースフェルトでキャリアを開始。その後MSVデュイスブルクへ移り、1982年5月22日にAユース選手としてブンデスリーガデビューを果たした。1986年に22歳でBVBへ移籍。当初ロルフ・マイヤーの控えとして加入したが、最初の公式戦の前にマイヤーが負傷したことで、ビッグチャンスが転がり込んできた。ラインハルト・ザフティッヒ監督に抜擢されると、その信頼に応えて活躍。その前のシーズンに辛うじて降格を免れていたBVBは、デ・ベアの奮闘もあってUEFAカップ出場権を手にした。素早い反応を武器に輝き続けた伝説のGKは、球際にも強く、ペナルティーエリア内で強烈な存在感を放っていた。1989年のDFBポカール優勝にも、中心メンバーとして大きく貢献した。

 

 

1991-92シーズンからシュテファン・クロス、イェンス・レーマンに正GKの地位を譲ったが、ファンに人気のデ・ベアは献身的な姿勢と衰えないプレーでクラブを支え続けた。A級センスを取得し、2001年にコーチングスタッフに入閣。GKコーチとして17年の間にレーマン、バイデンフェラー、ミチェル・ランゲラク、ロマン・ビュルキらを育て上げた。

 

BVB total!新着動画:ありがとうテディー!

 

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