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2020.6.8

チャンピオンズリーグ出場へ大きく前進

チャンピオンズリーグ出場へ大きく前進

ブンデスリーガ各節でタイトルが与えられるとしたら、今節はボルシア・ドルトムントが栄冠を手にしていただろう。FCバイエルン・ミュンヘンとの頂上決戦に敗れてから12日、BVBは来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて大きく前進した。2020年に入ってからのリーグ戦13試合で11勝という数字は、本来ならトロフィーを獲得するにふさわしいチームの勢いと言える。

 

獲得可能な勝ち点39のうち、バイエルンが手にしたのは37ポイント。BVBは33ポイント。ルシアン・ファブレ監督率いるブラック&イエローはシーズン後半戦でクラブ史上2番目の好成績(2011-12シーズン以降)を残し、2位の座を固めた。BVBが5位との勝ち点差を7ポイントに広げたのは今シーズン初めて。つまり、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場に大きく近づいたことを意味している。第30節ではライバルたちの取りこぼしという追い風も吹き、ライプツィヒはホームでSCパーダーボルンと1-1のドロー。VfLボルシア・メンヘングラットバッハはSCフライブルクに0-1、バイヤー04レバークーゼンはバイエルンに2-4で敗れた。

 

 

ヘルタBSCに1-0で競り勝った試合を終え、ユリアン・ブラントは「リードを奪うチャンスがあれば、それを最大限に生かさなければいけない」と語った。ヘルタは豊富な運動量とコンパクトな布陣でBVBにスペースを与えなかったため、この日の勝利は「死闘を制しての勝利」に分類できる。ジェイドン・サンチョとブラントのひらめきが突破口を開き、エムレ・ジャンの決勝ゴールを呼んだ。さらにサンチョは、勝利を決定づける追加点のチャンスを2度迎えている。このイングランド代表が見事な個人技からゴールに迫った90分の場面でネットを揺らしていれば、組織的に守るチームからゴールを奪う方法の見本として教科書に載せられていたはずだ。

 

残念ながらサンチョは仕留めることができなかった。極めて重要な決勝ゴールを決めたのはエムレ・ジャン。このゴールの起点となったのは、コーナーキックのクリアボールを回収したアクセル・ビツェルだった。「攻撃ではゴールを奪うチャンスをモノにできた。うまく決まってくれて嬉しいね」と話したジャンは、出場停止処分のマッツ・フンメルスに代わってBVB最終ラインを統率している。ファブレ監督がこの日選んだウカシュ・ピシュチェク、ジャン、マヌエル・アカンジの3バックは、チャンスと見るや果敢に攻め上がっていった。「3人のうち1人に攻撃的なポジションをとることを許している」とファブレ監督。「このやり方に手応えを感じているよ」。

 

5月中旬にブンデスリーガが再開して以来、今日までの計41試合でホームチームは9勝しかしていなかった。地元サポーターの熱狂的な声援、そして黄色い壁の後押しがないにもかかわらず、BVBはホームチームの通算10勝目をマーク。無観客でのリーグ再開以降で最多のホーム2勝を挙げているのは、BVB以外にバイエルンとヘルタしかいない。

 

ファブレ監督は試合後、テレビ番組のインタビューで「厳しい試合だったが、うまくゲームをコントロールし、最終的には勝つべくして勝った」とコメント。そして「後半に3、4回はゴールを奪えるチャンスがあった」ことを「悪くない」と指摘した。いずれにせよ、ブラック&イエローの圧倒的な攻撃力ばかりに注目が集まるかもしれないが、ブンデスリーガ再開後の5試合でわずか2失点、リーグ屈指の安定感を誇る守備陣にも賛辞を送らなければならないだろう。

 

文:ボリス・ルパート

 

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