
2022.1.19 ザンクト・パウリに敗れDFBポカール敗退 |
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ボルシア・ドルトムントは18日、敵地でザンクト・パウリとのDFBポカール・ラウンド16に1-2で敗れ、準々決勝に駒を進めることはできなかった。立ち上がりに先制を許すとハーフタイム前にリードを広げられ、反撃をホーランドのPKによる1点に抑えられて下剋上を許した。
2部で首位を走る相手に対し実力の差を見せたいBVBだったが、立ち上がりにリードを奪ったのはホームチームだった。キックオフから4分後、ザンクト・パウリが右サイドを破り、ゴール前で折り返しのボールをコントロールしたアメニドが押し込んで先制ゴールを挙げた。
すぐに反撃に出たBVBは相手ディフェンスの裏に抜け出したアザールがシュートを放つが、相手GKスマルシュにセーブされる。その10分後にもロイスがロングパスを上手くコントロールしてシュートを放ったが、この場面もスマルシュのファインセーブに阻まれた。
その後も守備を固めた相手を攻めあぐねるBVBに対し、ザンクト・パウリは40分に再び右サイドを突破しゴール前へ危険なクロスを入れる。ヴィツェルが必死に足を伸ばしてカットしようとしたが、そのボールが不運にもゴールに転がり込んでオウンゴール。ホームチームに2点目を与えてしまった。
後半もホームチームの勢いは衰えず、54分にフリーキックからのクロスに頭で合わせられたが、シュートはコベルがファインセーブ。直後にもブルクシュタラーが振り向きざまのボレーシュートを放った。
それでも57分、ペナルティエリア内で相手選手の腕にボールが当たり、BVBがPKを獲得する。これをホーランドが冷静に流し込んで、1点を返した。その後も最後までゴールを狙い続けたが同点ゴールは遠く、1-2のままタイムアップ。ラウンド16で敗れ、無念の敗退が決まった。
