
2013.12.22 クロップ監督:「ウインターブレークを活用する」 |
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「ポゼッションで圧倒したにもかかわらず、決定的なチャンスはほとんどなかった」。ボルシア・ドルトムントが1-2で敗れた21日のヘルタBSCベルリン戦を終え、ユルゲン・クロップ監督は重苦しい口調でこのように語った。
ヘルタ戦の評価は?
先制点を奪ったあと、ヘルタを立ち直らせてしまったことが本当に悔やまれる。押し気味だった序盤にもう少しうまく戦うべきだったが、その波に乗りきれなかった。
敗因は何だったのでしょうか?
アンラッキーな判定があった直後に2失点した。1点目を奪われたあとの対応もまずく、アクセルを踏み込むことができなかったね。それでヘルタを勇気づけてしまった。彼らは技術的にも戦術的にも優れたチームであり、だからこそこの試合で結果を残せると実感したのだろう。
BVBが後半に苦しんだ理由は?
ポゼッションで圧倒したにもかかわらず、決定的なチャンスはほとんどなかった。それが焦りにつながってしまったね。自信を持ってプレーできなかったことは自分たちに責任がある。自滅だよ。だからこそ、立ち上がりによかった試合を悪い形で終えることになり、後味も苦いものになった。
チームが一息つけるという意味では、いいタイミングでウインターブレークを迎えたのではないでしょうか?
この4カ月は本当に苦しい日々の連続だったので、ウインターブレークを活用してリフレッシュしたい。ただし、現在の状況を招いた原因は自分たちにあり、休暇中にも考えなければならないことがある。それは私が今からやるべきことであり、1月5日にはもう一度ゼロからスタートするつもりだよ。
シーズン後半戦に改善すべき点は?
この悪い流れを断ち切り、シーズン後半戦の終わり方とは違うスタートを切りたいね。今シーズン前半にも多くの収穫はあったが、自分たちが理想とするレベルには遠く及ばなかった。これまでに敗れた5試合は、どれも無駄なものばかりだ。そこをシーズン後半戦で変えなければ。
