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2019.11.5

カギは攻守のバランス

カギは攻守のバランス

現地時間4日の記者会見に臨んだボルシア・ドルトムントのルシアン・ファブレ監督は、晴れやかな表情でメディアの質問に応答。FCインテル・ミラノをホームに迎えるUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節(日本時間6日5時キックオフ)への期待感を口にした。

 

ファブレ監督はDFBポカール2回戦ブンデスリーガでホーム2連勝としたことに言及し、「いつでも勝つに越したことはない」と切り出した。「後半を中心に、いいプレーが随所に見られた。しっかりと意思の疎通ができていて、プレーに喜びが満ちていた」。会見に同席したユリアン・ブラントも付け加えた。「流れるようなプレーは、もっと磨き上げていかなければならない部分だ。時間がかかるにせよ、いずれは後半だけでなく、試合を通じてそういうプレーができるようになる。クオリティーの高い選手が揃っているからね」

 

今シーズンのセリエAで9勝1分け1敗、現在2位につけるインテルは、地元イタリアでの第3節でBVBに2-0と快勝している。今節のブラック&イエローにはホームアドバンテージがあるとしても、簡単に倒せる相手ではない。しかも、「直接対決の成績」で上回るには3ゴールを奪っての勝利が必要だが、勝ち点3を奪うだけで決勝トーナメント進出が近づくことも間違いない。インテルが「わずかに有利」と見るブラントは、「僕らにとっては絶対に勝ちたい試合だけど、何も考えずにただ勝ちにいくことは許されない。頭を使ってプレーし、手強い相手と戦うための準備が必要になる」と続けた。

 

 

「スピード勝負では有利」

 

選手たちが状況を正しく把握できていることに満足するかのように、ファブレ監督は笑みを浮かべながらブラントの意見に反応。「インテルは簡単な相手ではない。攻守のバランスを考えながら前に出る必要がある」と続け、攻撃時の守備にも細心の注意を払って準備することを示唆した。監督やコーチの考え方はチームに浸透しているようで、ブラントもインテルのフィジカルの強さを警戒。「ボールタッチを減らし、しっかりと動きながらボールを回す必要がある」と指摘した。「自分たちの長所を忘れてはいけない。スピード勝負では僕らのほうが有利だ。俊敏で速い選手が何人もいるからね。インテルに敬意は払うけど、僕らのホームだし、自分たちとは全く違うチームをすでに倒している」

 

体調不良で第3節を欠場したマルコ・ロイスがこの試合に出場できるかどうかは、最短でも4日夜の練習後、あるいは当日朝に判断することになる。スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクは、3日に実施されたMRI検査の結果について言及。「それほど心配はいらない」と明かした。ロイスはボルフスブルク戦で激しいタックルを受け、足と足首に打撲を負っている。

 

ミッドウィークの試合で温存されたジェイドン・サンチョ、アクセル・ビツェル、トーマス・ディレイニーの3人は、守護神ロマン・ビュルキと共に先発に復帰する可能性が高い。一方、先週の3試合にフル出場し、ファブレ監督が「素晴らしいメンタリティの持ち主」と評価するウカシュ・ピシュチェクは、筋肉系の故障の再発を避けるためにベンチスタートとなりそうだ。ファブレ監督はVfLボルシア・メンヘングラットバッハ戦で6人、VfLボルフスブルク戦で5人の先発を入れ替えている。

 

文:ボリス・ルパート

 

 

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