ニュース

2020.1.9

アザール:「まだチャンスは十分にある!」

アザール:「まだチャンスは十分にある!」

マルベージャでの冬季合宿では個別メニューのトレーニングに多くの時間を費やしているとはいえ、トルガン・アザールはブラック&イエローの一員として完全に溶け込んでいるようだ。このベルギー代表ミッドフィルダーは昨年夏にメンヘングラットバッハから加入したばかりだが、シーズン前半戦ではルシアン・ファブレ監督の期待に応える働きを披露。BVB.deとのインタビューに応じた26歳は、個人的なターニングポイントとなった試合や、チーム内の「大きな子供」、そして今シーズンの目標などについて語ってくれた。

 

BVB.de:まずは軽めの質問から。いいクリスマスを過ごせましたか?

 

トルガン・アザール:最高だったよ!フランスで家族と一緒にクリスマスを祝い、大晦日にはみんなでドバイに集まったんだ!

 

BVB.de:兄弟のエデンとキリアンもプロサッカー選手ですが、アザール家ではウインターブレーク中にサッカーの話をせずに済みましたか?

 

アザール:大丈夫。サッカーが話題になることはほとんどなかったね。弟のキリアン(ベルギー1部リーグのセルクル・ブリュージュに所属)はクリスマスの翌日に試合があって、みんなで一緒にスタジアムで観戦した。それ以外は子供たちとたくさん遊んだり、散歩したりしていたよ。

 

BVB.de:ボルシア・ドルトムントの一員として過ごしたシーズン前半戦については?

 

アザール:なかなか良かったと思うけど、改善の余地があることもわかっている。個人的にも、チームとしてもね。調子のいい時期もあれば、逆に今ひとつな時期もあった。残念ながら、安定感に欠けていたと言わざるを得ない。

 

 

BVB.de:個人的にシーズン前半戦のベストゲームに挙げられる試合と言えば、古巣のボルシア・メンヘングラットバッハと対戦したブンデスリーガの一戦でしょうか?

 

アザール:そうだね、あの試合はよく覚えている。ゴールも決めたけど認められなくて……

 

BVB.de:……VARで判定が覆りました。最初はアウェーサポーターの前でゴールを喜んでいましたね。

 

アザール:あれは意図的にではないんだ。それだけははっきりさせておきたい。でもグラットバッハのファンの多くに侮辱と受け取られてしまった。僕は移籍後初ゴールがとにかく嬉しくて、何も考えずにコーナーへ向かって走っていったんだ。南スタンドの前で喜ぶために、ピッチの反対側まで走っていくわけにもいかないよ(笑)

 

BVB.de:待望の初ゴールが生まれたのはその2週間後、ホームで3-0と快勝したボルフスブルク戦で、奇しくも南スタンドの目の前で決めました。どんな気分でしたか?

 

アザール:最高の気分だったよ!あれは11月の試合で、初ゴールが決まるまで長い時間がかかったからね。しかも、あまり内容がよくなかった前半を終え、後半が始まってすぐに決めた先制点だった。個人的にもシーズン前半戦で最もいいプレーができた試合の一つだった。

 

BVB.de:個人という視点でシーズン前半戦を振り返ってみると、ブンデスリーガでは4ゴール7アシストと素晴らしい数字を残しています。それでも本領を発揮するまでに時間がかかったようですが、その理由は?

 

アザール:まったく新しい環境に慣れるまで時間がかかるのは普通のことだからね。でも、なかなかゴールが決まらなかっただけで、最初からまずまずのプレーはできていたと思う。ボルフスブルク戦の初ゴールで悪い流れを断ち切った後、いろんなことがそれまでよりも簡単になって、それからすぐにギアが上がったんだ。

 

 

BVB.de:そうですね。その後はベルリンでのアウェーゲームでも素晴らしい活躍を見せてくれました。ゴール後に例のパフォーマンスを始めたのもヘルタ戦でしたが、あれにはどんな意味があるのでしょう?

 

アザール:あれはダン=アクセル・ザガドゥと一緒に考えた、フランス人ラッパー、ニスカの真似なんだ。ジェイドン・サンチョもマインツ戦でやっていたね。

 

BVB.de:メンヘングラットバッハ在籍時には、家族と一緒にオランダに住んでいました。今では全員でドルトムントに引っ越されていますが、奥様やお子さんたちも新しい生活には慣れましたか?

 

アザール:家族も僕と同じで時間が必要だった。新しい言葉、新しい人間関係、それに子供たちはオランダの友達とも離れなければいけなかった。最初の1カ月は少し大変だったね。今はアクセル・ビツェルの子供たちと同じドルトムントの幼稚園に通っている。だから知り合いも増えてきたし、少しずつ快適に暮らせるようになっているよ。

 

BVB.de:ドルトムントの街にもよく繰り出すのですか?

 

アザール:もちろんさ!フェニックス湖には何度か行ったよ。それにドルトムント動物園、最近では市内のクリスマスマーケットに行ってきた。

 

BVB.de:ベルギー代表でもチームメートのアクセル・ビツェルと仲がいいのは当然として、BVBで他に親しく付き合っている選手は誰でしょう?

 

アザール:みんなとうまくやっているよ。このチームはいつだって居心地がいいからね。特に親しい選手といえば、同じフランス語を話すアクセルやダン、ラファ(エウ・ゲレイロ)かな。彼らとはよく一緒にいる。

 

 

BVB.de:ユリアン・ブラントは以前、チーム内で最も面白い選手にラファエウ・ゲレイロの名前を挙げていました。本当ですか?

 

アザール:ああ、ラファは本当に面白いんだ!ドレッシングルームや練習場で、次から次に面白いことを考えて笑わせてくれる。そんな彼をチーム全員が受け入れているし、ピッチの外では僕らのマスコットみたいな存在だね。「大きな子供」と言ったほうが正しいかな。

 

BVB.de:新年の目標を教えてください。今年は欧州選手権も控えていますが、他にどんな目標がありますか?

 

アザール:最優先に考えているのは、ドルトムントで成功を収めること。今はそれしか考えていない。ここで結果を残せない限り、僕がEUROでプレーする可能性も低くなるからね。もちろん、ケガをしないことも重要だし、あとはなるようにしかならない。

 

BVB.de:BVBでの目標とは?

 

アザール:シーズン開幕前に目標を定め、それを達成したいと公言した。まだ達成できると確信しているよ。ただし、それを実現するにはチームとして安定感を高めなければいけないし、前半戦のように勝ち点を取りこぼしてもいけない。でもこれだけは言える。「まだチャンスは十分にある!」とね。

 

【関連記事】
ハキミがアフリカ最優秀新人賞を受賞
新年初試合はドローで終了

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

「監督冥利に尽きる」

2020.1.23

「監督冥利に尽きる」

ブンデスリーガの2020年ホーム初戦に先立つ会見で、ボルシア・ドルトムントのルシアン・ファブレ監督が記者陣の質問に答えた。   続きを読む>>

500人超がファン代表者会合に参加

2020.1.22

500人超がファン代表者会合に参加

20日夜、すべての公式BVBファンクラブがジグナル・イドゥナ・パルクに集い、今シーズン2度目のファン代表者会合に出席した。260のファンクラグから、500人以上のBVBファン 続きを読む>>

いわてグルージャ盛岡がBVBのパートナーに

2020.1.21

いわてグルージャ盛岡がBVBのパートナーに

ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは21日、日本のサッカークラブ、いわてグルージャ盛岡と3年間のパートナーシップ契約に合意した。   続きを読む>>