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2019.6.27

まだまだこれからだ!

まだまだこれからだ!

U-19は優勝、U-17は準優勝。ボルシア・ドルトムントのユースチームはまたしても成功に満ちたシーズンを送った。これでユースレベルでは6年連続、国内タイトル獲得を達成したことになるが、組織を最適化するためさらなる手が加えられる。

 

この夏、BVBのユースチームはドイツ選手権の決勝に22回目と23回目の出場を果たした。これを超える記録を持っているのはVfBシュツットガルトだけ(29回の出場)。今回U-17が負けていなければ、同じシーズンにユースレベルで国内タイトルを2つ手にした史上初のクラブになれるはずだった。

 

それでもユースコーディネーターのラース・リッケンは、「関係者すべてに心からの称賛を送りたい」と話した。「U-19もU-17も昨年7月にシーズンをスタートさせ、1年後に首位と2位でのフィニッシュという結果を残した。これは下の年代を含めたユース全体のハードワークの賜物。スタッフの長期的な哲学がU-17とU-19チームを強化したのだ」

 

期待していたユースの“ダブル”はかないませんでしたが、シーズンの出来をどう見ていますか?
リッケン:過去6年で6つのリーグタイトルだから、素晴らしい記録だよ。ユースサッカー界でこのような快挙はもう二度と起こらないだろう。今は、あらゆる年代を通じて選手層が厚い。うちはどちらの決勝にも出たが、相手はいずれも違うクラブだった。同じ年にU-17とU-19の決勝に出場したことがあるクラブは、ほかにボルフスブルクだけだ。

 

しかしこれらのタレントは今年突然現れたわけではありません。なぜボルシア・ドルトムントは2014年以降、6つものタイトルを取れたのでしょうか?
他のクラブと違うのは、優勝争いに絡むことが目標だと公言しているところかもしれない。志を高く持つことが我々のモットーであり、才能ある若手がBVBに入りたいと思うのもそれが理由だろう。プロチームと同じように練習や試合をすることはできないが、すべての選手がそのポテンシャルを最大限に発揮できるよう務めている。

 

オットー・アッドの役割はどのようなものになるでしょうか?
トップチームとU-23やその下のユースチームとの橋渡しをすることになるだろう。この3チームの連携を密にし、上のチームへの昇格をスムーズにしていきたい。と同時に、そういった選手たちの運動量も管理してもらうことになるだろう。UEFAユースリーグやさまざまな年代の代表戦が始まれば、トップチームの練習に参加しつつ、U-23やU-19の試合に出場する選手も出てくるだろうからね。

 

7月1日からU-19を率いるミヒャエル・スキッベは、1989年から1998年までBVBのユースチームで働き、タイトルももたらしてくれました。
普通はアカデミーを指揮したのちトップチームに移ることが多いから、これは珍しいケースだ。ミヒャエルはその反対を行くからね。個人的には彼が戻ってきてくれてうれしいよ。彼がユースコーディネーターだったとき、ユースレベルでドイツ王者になったことがあるからね。その評判、知識、そして経験を生かし、トップレベルで必要なことをU-19チームに教えてくれるだろう。代表でも7年間、指導した経験がある(ドイツ代表で4年、ギリシャ代表で3年)。

 

ユースチームは多くの成功を収めているのに、そこからトップチームに上がってきた選手はいずれも謙虚です。最近ではクリスティアン・プリシッチもヤコブ・ブルーン・ラーセンもそうでした。
ボルシア・ドルトムントの基準は高いからね。ドイツ王者を目指しているし、欧州のトップ10に入るクラブだ。トップチームには才能ある選手が揃っているから、若手タレントと言ってもそこで生き残るのは大変だ。それでも昇格してくる選手はいる。今後も新しい選手が出てくると思うよ。

 

アルゼンチンのリオネル・メッシ2世とポルトガルのクリスチアーノ・ロナウド2世がBVBに入りたいとやってきました。どちらも14歳です。何と言いますか?
(笑って)プロサッカー選手になりたいのなら、BVBは大歓迎するよ!

 

文:ボリス・ルパート

 

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