ニュース

2019.4.16

「残りの勝ち点ですべてが決まる」

「残りの勝ち点ですべてが決まる」

マインツに2-1と(幸運にも)勝利したボルシア・ドルトムントは、暫定的に首位に返り咲いたが、翌日、デュッセルドルフをアウェーで4-1と退けたバイエルン・ミュンヘンに再びその座を明け渡した。そのため前節から状況は変わらず、ブラック&イエローはバイエルンに勝ち点1差をつけられた状態でリーグ最終の5試合に挑む。

 

マインツ戦のハーフタイムの時点では、1週間前のミュンヘンでの大敗から立ち直っただけでなく、フライブルク(アウェー)、シャルケ(ホーム)、ブレーメン(アウェー)、デュッセルドルフ(ホーム)、ボルシア・メンヘングラットバッハ(アウェー)と戦う終盤戦に向けて自信も取り戻したかのように見えた。「チームはミュンヘンでの試合の記憶を払拭するプレーを見せていた。前半は3点以上奪っていてもおかしくなかった」とルシアン・ファブレ監督もコメントした。

 

しかし最終的には、ロマン・ビュルキがいなければ勝ち点を取りこぼしていたかもしれない薄氷の勝利となった。BVBの守護神は、試合前の時点ですでにキッカー紙の採点で今季ブンデスリーガ最高点をマークしていたが、マインツ戦では実に8本ものシュートをセーブ(1-0で競り勝った昨シーズンのメンヘングラットバッハ戦に次ぐセーブ数)。まさにワールドクラスのパフォーマンスを見せ、ファンも大声でビュルキの名前をコールした。

 

「時には守備もしなければ」

 

「主審が試合終了の笛を吹いた瞬間、本当にホッとしたよ。最後の数分間は何もかもうまくいっていなかったからね」とビュルキは明かした。ただ、チームが後半に苦しんだのは相手のシステム変更にも原因があるとファブレ監督はみている。「中盤をダイアモンド型にする4-4-2にスイッチしてきたが、うちはこれに対応できず、うまく守れなかった。守備陣のプレーについて言っているのではない。ボルフもディアロも1人で2人を相手にしなければならない状況があまりにも多かった。本当に危うかったよ。もっと冷静に対応する必要がある」。そしてボールを支配できなければ、「時には守備もしなければならないことを受け入れることだ。そうでなければどんどん苦しくなる」とスイス人指揮官は続けた。

 

「あっさり2-2にされていてもおかしくなかった」と認めたファブレ監督だが、対外的には「重要なのは結果だけ」と言い切った。それでも「分析をして話し合う必要がある」。チームは今シーズン、これまでも何度か試合中に露呈した問題を切り抜ける解決策を見つけてきた。「僕らはあまりにも深く引き過ぎ、相手をプレスすることをやめてしまった」と話したのはマルコ・ロイス。「あんなことはあってはならない。最後の15分間は逃げ切ることしか考えていない状態だった。ロマンに感謝しなくちゃいけない」。スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクも、マン・オブ・ザ・マッチの守護神を高く評価した。「試合が進むにつれて主導権を手放してしまい、2-1と詰め寄られてからは本当に綱渡りだった。勝ち切れたのはロマン・ビュルキのおかげだ」

 

チームはこの試合から教訓を得たはずだ。ジグナル・イドゥナ・パルクでの15試合で13勝目を挙げたBVBは、依然としてタイトルレースに踏みとどまっている。イースターの次節、バイエルンは2019年に入ってからまだ負けなしのブレーメンと土曜日に対戦。ブラック&イエローはその翌日、フライブルクの本拠地に乗り込む。BVBにとっては相性のいい場所であり、過去18年間でまだ1度しか負けていない。さらにホームとアウェーを合わせた過去14回の対戦では、13勝1分けという好成績を残している。

 

文:ボリス・ルパート

 

【関連記事】
ユリアン・バイグル:どん底からの復活(前編)
サンチョとビュルキが活躍、クラブ記録も更新
「ファンの声援が大きな力に」
「辛うじて逃げ切れただけ」

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

「とても効率的だった」

2019.4.22

「とても効率的だった」

敵地でSCフライブルクを 続きを読む>>

アルカセルにPKを譲った理由とは

2019.4.22

アルカセルにPKを譲った理由とは

マルコ・ロイスはBVB TVの取材でパコ・アルカセルにPKを譲った理由を明かした。一方、トーマス・ディレイニーは無失点での勝利を喜んだ。   続きを読む>>

バイエルンとブレーメンの記録に並ぶ

2019.4.22

バイエルンとブレーメンの記録に並ぶ

ボルシア・ドルトムントは前後半の最初の枠内シュートで得点するなど、フライブルクで4-0と快勝した。アウェーゲームでは昨年10月のシュツットガルト戦(同じく4-0)以来となる大 続きを読む>>