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2017.9.13

「欧州で最もレベルが高い大会」

「欧州で最もレベルが高い大会」

ボルシア・ドルトムントの選手たちは現地時間12日19時(日本時間13日3時)、ロンドンのウェンブリー・シュタディオンのピッチに立った。4年前のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、FCバイエルン・ミュンヘンに1-2と競り負けたグラウンドへ。

 

文:ボリス・ルパート(ロンドン)

 

その記憶と共にロンドンへ乗り込んだブラック&イエローは、13日夜のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ初戦(日本時間14日3時45分キックオフ)でトッテナム・ホットスパーFCと対戦する。今なお悔しさが残る2013年決勝とは違い、美しい思い出として記憶されているのは、そのトッテナムを下した1年半前のUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド16の2試合だろう。

 

この2つの出来事に当事者として関わったヌリ・シャヒンは、今回の試合とは何の関連性もないと指摘。「トッテナムとの2試合は過去のことだ。あの頃のトッテナムはプレミアリーグでの優勝争いを見据え、ベストメンバーを起用していたわけではなかったしね。それにあの決勝で辛い経験をしたからこそ、再びウェンブリーで戦える明日の試合が楽しみでしかたない」と語った。

 

 

一方、UEFAチャンピオンズリーグを「欧州で最もレベルの高い大会」と考えるペーター・ボス監督は、「明日の試合で勝つためにここへ来た。それがすべての試合に対する我々の姿勢だ」とコメント。直接対決の成績を気にしながら戦うことについては言及せず、「1戦目は常に重要だ」と付け加えた。

 

昨シーズンのイングランド・プレミアリーグを2位で終えたトッテナムは、国内リーグの開幕4試合を消化した現時点で勝ち点7を獲得。ブンデスリーガの3試合を終えたBVBも勝ち点7を積み上げているが、明日の試合では間違いなく守備陣が試練を迎えることになるだろう。「ドイツのサッカーファンはプレシーズンの間、ボルシア・ドルトムントがなぜあれほどラインを上げ、失点を重ねているのか理解できなかったみたいだね」とシャヒン。それでもBVB守備陣は、ここまでの公式戦4試合で無失点を維持している。「チーム全体で連動して動けるようになってきた」と指摘したBVBの司令塔は、「それに自分たちが志向するサッカーをうまく体現できている。明日も組織的にしっかり守れれば最高だね」と続けた。

 

ボス監督も守備には手応えを感じているが、「いつか2、3点、あるいは4点を奪われることがあるかもしれない」と指摘する。「しかしそれはあくまで例外的なケースだ。今ではチームに私のやり方がより深く浸透してきたからね。こうすれば大丈夫と自信を持ってプレーできるようになっている」

 

 

新戦力のジェレミー・トリアンがボス監督のサッカーを理解するには、もう少し時間が必要かもしれない。だからこそ明日の試合でも、ダン=アクセル・ザガドゥが出番をつかむことになりそうだ。この若きセンターバックは、負傷離脱した主将マルセル・シュメルツァーの代わりに左サイドバックで出場する可能性が高い。「彼のサイドでのプレーぶりには満足しているよ。本当によくやっている」とボス監督も賛辞を贈った。

 

 

明日は見どころ満載の好ゲームに期待できそうだ。「高い位置から積極的にプレスをかけにいく。面白い試合になるだろう」。そう続けたボス監督は、「勇気を持ってボールを動かし、ここウェンブリーでも自分たちのサッカーを貫きたい」と締めくくった。

 

ボス監督とシャヒンの会見の模様はBVBtotal!で視聴可能

 

 

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