ニュース

2020.3.11

「常にファンがいてくれる。ホームでもアウェーでも!」

「常にファンがいてくれる。ホームでもアウェーでも!」

ボルシア・ドルトムントにとって、パリ・サンジェルマンとのUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦(日本時間12日5時キックオフ)に向けた前日練習は、11日夜に無観客のパルク・デ・プランスで行われる決戦の予行練習に近かった。「水曜日も同じような雰囲気になる」と語ったのはロマン・ビュルキ。「違うことと言えば、僕らと同じように勝ちたい気持ちを持った相手チームがいることくらいだね」

 

選手たちは普段とは違う状況に対処しなければならない。「こういう経験は今までしたことがない」と続けたビュルキは、この決定がもう少し早く下されていればという思いもあるようだ。「そうすれば、観客のいないスタジアムでの試合に備えることができたかもしれない」

 

ルシアン・ファブレ監督は過去に一度、無観客試合で指揮を執った経験がある。「セルベット・ジュネーブにいた頃だね」。2001年4月19日、ファブレ監督のセルベットはFCシオンとのアウェーゲームを無観客で行い、1-1で引き分けた。ファブレ監督は「とても不思議な感覚だった」と振り返りつつも、話題を最近の試合に切り替え、「数日前にテレビでユベントスの試合を見たのだが、数分間しか見ていられなかった。ファンがいない試合に、とにかく興味が持てなくてね」と明かした。

 

BVB選手部長のセバスティアン・ケールも、11日の試合への展望を口にした。「明日はスタジアムが非常に不思議な雰囲気に包まれるだろう。その状況に対処できるよう、気持ちの上で正しく準備しなければならない」。ファブレ監督も同意見だ。「この特異な状況に対して、精神的な用意が必要になる。スタジアムには歓声も、あの独特な雰囲気もなくなる。しっかり準備しておかなければ」

 

 

ブラック&イエローの選手やコーチ、そして首脳陣も、この状況を乗り切るために最善を尽くしたいと考えている。「非常に難しい判断であり、総体的に考えればサッカーにとってありがたいことではないが、我々もこの判断を受け入れ、納得する以外に選択肢はない」とケールは続けた。「いずれにせよ、我々にとってはアウェーゲームであり、パリとはまったく立場が違う」

 

とはいえ、ファンの後押しが受けられない点はBVBも同じだ。「我々の背後には常にファンがいてくれる。ホームでもアウェーでもね。それが大きな違いになるだろう」とファブレ監督は指摘した。「スタジアムの雰囲気は重要だ。PSGだけでなく、我々にとっても。繰り返すが、精神的に準備しておかなければいけない」

 

BVBサポーターに対し、ビュルキはこう宣言した。「この試合で結果を残せるよう、チーム一丸となって全力を尽くす。そして次のラウンドへ勝ち上がり、遠くから僕らを応援してくれるすべてのファンを喜ばせる。どんなことをしても……」

 

文:ボリス・ルパート

 

【関連記事】
第1戦勝利後の突破率は9割以上!
「最高のパフォーマンスを」
今後の試合に関する重要情報
パリ決戦へ弾み!

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

ハキミ率いるBVBがホルシュタイン・キールに7-4で勝利

2020.4.5

ハキミ率いるBVBがホルシュタイン・キールに7-4で勝利

アクラフ・ハキミのテクニックが炸裂!モロッコ代表ディフェンダーはボルシア・ドルトムントの代表としてバーチャル大会『ブンデスリーガ・ホーム・チャレンジ』の第2戦でホルシュタイン 続きを読む>>

ジグナル・イドゥナ・パルクがコロナ治療センターに

2020.4.4

ジグナル・イドゥナ・パルクがコロナ治療センターに

ボルシア・ドルトムントは新型コロナウイルスとの戦いをサポートすべく、ドイツ最大のサッカースタジアムを提供する決断を下した。ジグナル・イドゥナ・パルクの北スタンドは4日以降、B 続きを読む>>

リッケン、年齢制限とユース組の現活動内容を語る

2020.4.4

リッケン、年齢制限とユース組の現活動内容を語る

現時点でお知らせすべきスポーツ関連ニュースはあまりないが、3月31日に開かれたドイツサッカーリーグ(DFL)の通常総会により、ブンデスリーガの出場可能年齢が2020-21シー 続きを読む>>