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2019.3.4

「大逆転への青写真」

「大逆転への青写真」

もはや不可能と思われた点差を覆し、まさかの大逆転を果たすこと、これをブレーメンでは「ベーザーの奇跡」と言う。グリーン&ホワイト(ベルダー・ブレーメンの愛称)は何度かこの奇跡を起こしている。我らブラック&イエローがこの格言に限りなく近づいたのは2014年4月8日、レアル・マドリーとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝だ。

 

「奇跡にあと一歩及ばず」。そう見出しを打ったフランクフルター・アルゲマイネ紙(FAZ)は、「ボルシア・ドルトムントはとてつもないパフォーマンスを披露した」と報じた。しかしBVBは結局、ヘンリク・ムヒタリアンのシュートがポストに阻まれ、「奇跡」に必要だった3点目が奪えなかった。

 

当時チームを率いていたユルゲン・クロップ監督は、最終的に大会を制することになる相手との激闘を手放しで称賛した。「この試合のビデオは保存版にして、0-3とリードされた状態で第2戦を迎えるすべてのチームに見せるべきだ」と話したクロップ監督は、「あらゆる大逆転への青写真になる。選手たちは突破への強い意志を示した」と続けた。

 

 

マルコ・ロイスが決めた2ゴールにより、BVBは36分までに点差を3分の1に縮めた。あと1点決めれば延長戦に持ち込むことができたが、多くの得点チャンスをつくりながら、どうしてもその3点目が奪えなかった。「BVBはファンから割れんばかりの拍手を受けながら、胸を張ってこの準々決勝で大会を去った」とFAZは書いている。

 

「老犬にもまだ気力はある(老いてもなお元気)」という格言もある。ブラック&イエローはそれを身をもって体験している。1987年のクラブ・ブリュージュ戦、BVBは第1戦で3-0と先勝し、突破は確実と思われていたが、第2戦で大逆転されてまさかの敗退となったのだ。今回のトッテナム戦、PK戦なしで勝ち上がるには、最低でも4点差の勝利が必要になる。

 

文:ボリス・ルパート

 

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