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2017.4.13

「勇気と精神力を示すことができた」

「勇気と精神力を示すことができた」

ボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督とヌリ・シャヒンが『Sky』のインタビューに応じ、ASモナコFCに2-3で競り負けたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦を振り返ったほか、11日夜の事件の影響などについて語ってくれた。「とりわけ後半のパフォーマンスが本当に素晴らしかった。しかし残念ながら、火曜日の事件の影響からベストコンディションではなかった」とトゥヘル監督は話している。

 

トーマス・トゥヘル監督:前半はそれほどでもなかったが、後半の内容は非常に良かったと思う。とはいえ、今日の試合はすべて思い通りに運ばなかったと認めざるを得ない。最初の失点はオフサイドが見過ごされたもので、2点目はスベンのオウンゴール、3点目は自分たちのミスから許してしまった。つまり、2つのオウンゴールとオフサイドによる1ゴールの3失点だ。とにかくツキがなかったね。後半にはもっと相手の背後を突けるよう、右サイドのプリシッチを中心にプレッシャーを強めた。いずれチャンスをつくれることや、もっと大きなギャップが生まれることはわかっていた。1点を返したあともモナコを押し込む時間帯が続いたが、残念ながら2点目を奪えなかった。クロスやパスの精度がやや足りなかったね。同点にできていれば大きな勢いに乗ったと思うが、その後に3点目を許してしまった。2本の枠内シュートで3点を奪ったモナコは、極めて効率が良かったと言うしかない。ただし、うちのチーム状態も見過ごすわけにはいかない。今夜は多くの選手がプレーできず、ベンチのメンバーさえ足りていなかった。これではあまりにも不条理だ。

 

第2戦は大きなチャレンジになる。自分たちの力を信じ続け、あらゆる手を尽くしたい。今日は我々に求められていた勇気と精神力を示すことができた。90分間サッカーをプレーしたことで、どうにか気持ちを切り替えられたのかもしれない。とりわけ後半のパフォーマンスが本当に素晴らしかった。しかし残念ながら、火曜日の事件の影響からベストコンディションではなかった。チャンピオンズリーグ制覇という夢が懸かっていることを考えれば、受け入れがたい状況だ。とにかくこの苦境を乗り切るために最善を尽くし、来週に向けて気持ちを奮い立たせたい。ここで敗れ去るつもりはないし、夢をあきらめるつもりもない。

 

空中戦で競り合うバイグル

 

ヌリ・シャヒン:1-3でリードされたあと、最低でもあと1点は返さなければいけないとチームメートを鼓舞した。この1点がとてつもなく大きな意味を持つかもしれないとね。幸運にもその1点を奪うことができたし、来週の第2戦に向けて大きな価値のあるゴールだと思う。誰も昨日のような事件の犠牲者になってほしくない。自宅に帰り、玄関先で妻と息子を見た瞬間に自分がどれだけ幸運なのかを思い知ったよ。サッカーができることも同じだし、自分たちにできるのはプレーすることしかない。でも、僕らがただの人間だということも忘れてはいけない。あんな事件の直後にプレーしなければならないなんて、正直言っていい気分ではなかった。

 

「マルク、皆が君のことを思っているよ!」

 

ユリアン・バイグル:人それぞれ考え方は違うし、昨日の事件に対する反応についても同じことが言える。でも見ての通り、試合が始まったころはあの事件が僕らに重くのしかかっていた。後半には気持ちを切り替えられるようになり、プレーに集中できる時間もあった。最後に納得できるような結果に終わったのは幸運だったね。今夜はプレーする以外に選択肢がなかった。もちろん、本当に難しかったけどね。僕を含め、チームの大半がほとんど眠っていないと思う。僕は家族と話し、気持ちを切り替えることに務めたけど、最終的には全員が最善を尽くしたと思う。

 

マルク・バルトラには「皆が君のことを思っているよ!」と伝えたい。「僕らは君のために戦ったんだ! 今週中に必ず顔を出すよ!」とね。

 

文:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

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