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2019.12.2

「メンタル面で大きな勝利」

「メンタル面で大きな勝利」

この勝利でようやく運気が変わるだろうか?インテル・ミラノを3-2で破っても変わらなかったが、後半を10人で戦いながらも勝ち切ったことで、このチームの底力は証明されただろうか?

 

「近頃は10人のチームが11人に勝つことはめったにない」。ヘルタ・ベルリンとのアウェーゲームを2-1で制した後、ルシアン・ファブレ監督はこう述べつつ、次の点を強調した。「メンタル面で非常に大きな勝利だ」。BVBは序盤に2点をリード。ファブレ体制下で、これほど早く2点を先行したことはなかった。2ゴールとも、監督が「夢のコンビネーション」と形容した見事な連携から生まれた。「最高の出足だった」

 

ところが、アウェーチームはリードを広げられないばかりか、1人を失うことに。皮肉にも、2枚のイエローカードをもらった退場者は、今季最も信頼感のあったマッツ・フンメルスだった。それでもチームメートたちは守備の要が不在という状況に奮起し、8月末以来となる敵地での勝利をもぎ取った。「ハーフタイム中、チームとしての底力、一丸になった自分たちの力を見せつけてやろうと励まし合った」。ファブレ監督は試合後にこう明かした。

 

各選手が普段以上によく走った。後半の走行距離を90分に換算すれば、126キロという並外れた距離になる。「苦しんだが、頭を使って戦った。もう1点取って3-1にしようとした。先週たちは本当にたくさん走った。勝つにはそうする必要があった」と監督は語る。「何としても勝ちたかった。過酷な試合だった」

 

チームはこれから1週間かけて新システムに慣れることができる。退場者が出る前の前半は、3-4-3で戦った。この新システムに、選手たちは手ごたえを感じたようだ。「ボールを非常にうまく回せた」とユリアン・ブラントはコメントした。普段よりかなり下がった中盤の底でアクセル・ビツェルと組んだが、攻撃面でも大きく貢献。相手守備陣を切り裂くパスで先制点を演出した。「彼には間違いなく、あのポジションをこなす能力がある」とファブレ監督は評価している。

 

この数週間あるいは数カ月で数多くの勝ち点を取りこぼしながらも、順位表では好位置につけている。3ポイント以上離されているのは、首位のボルシア・メンヘングラットバッハと2位のRBライプティのみ。それを追う第2集団は、BVBを含め僅差の中にひしめいている。巻き返す時間は十分にある。

 

文:ボリス・ルパート

 

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