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2017.4.11

「チャンピオンズリーグでは実力を十分に示してきた」

「チャンピオンズリーグでは実力を十分に示してきた」

一旦UEFAチャンピオンズリーグのアンセムがスタジアムに鳴り響くと、ボルシア・ドルトムントは“ゾーン”に入る。戦術も何もない撃ち合いの末に8-4で勝利したレギア・ワルシャワ戦を除けば、BVBは今大会で高い集中力を発揮してきた。

 

今シーズンの欧州最高峰の大会で、BVBは失点数を計6点にとどめている。そのうち4点はいずれも2-2のドローに終わったレアル・マドリーとの2試合で喫したもの。平均すると1試合0.86失点に抑えており、ブンデスリーガでの平均失点(1.14)を大きく下回っている。攻撃面も欧州の舞台のほうが効率的だ。1試合平均得点は2.43で、こちらは国内(2.11)を上回っている。

 

「この大会を非常に気に入っている。特にホームの雰囲気はいい。チャンピオンズリーグではこれまで実力を十分に示してきた」。トーマス・トゥヘル監督は、上に並べた数字よりも結果を意識しながらこう語った。BVBはグループステージで王者レアル・マドリーを抑えて首位通過。さらにベンフィカを退けて8強に入った。

 

 

次の相手はASモナコ。その攻撃力で欧州中から称賛を集めているチームだ。しかし、マンチェスター・シティーとのラウンド16では守備の脆さを露呈した。UCL決勝トーナメントの対戦で6点以上を失いながら勝ち上がったのは、モナコが初めてだ。「僕らのほうが守備は堅いし、クレバーだし、頭脳的だし、冷静だ。それをしっかり示す必要がある」。キッカー誌のインタビューで、キャプテンのマルセル・シュメルツァーはこう語った。「僕らの守備陣は国際経験が豊富。それをパフォーマンスに出せれば、突破は十分に可能だと思う」

 

とはいえ、第1戦で勝負が決まるわけではない。「勝ち上がりたいなら、4つのハーフで好パフォーマンスを見せる必要がある」。こう語ったトゥヘル監督は、「自分たちの強みを生かすために狙うべきスペース」を選手たちに指示すると付け加えた。スタジアムの雰囲気は、BVBと同じくらい若いチームであり、まだ6万6000人強の観客の前で戦ったことがないモナコにとっては脅威となりそうだ。「我々はボールを持っていないときも攻め、ボールを持っているときも攻める」と指揮官は宣言。「それこそ、ホームで第1戦を戦う場合のアドバンテージだ」

 

戦列を離れていたユリアン・バイグル、ウカシュ・ピシュチェク、香川真司は試合に間に合う見込み。マルコ・ロイスもメンバーに加わる可能性がある。「彼は昨日、チーム練習に初めて参加した」とトゥヘル監督は語った。「メンバーに加えるとしても、先発起用はしない」。チャンピオンズリーグでの復帰は、ロイスの得意とするところだ。レギア・ワルシャワに聞いてみるといいだろう…

 

文:ボリス・ルパート

 

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